
※当ページのリンクには広告が含まれています。
秋になり、「次はスナップエンドウを育ててみたいな」と考える方も多いですよね。でも、いざ調べると間引きについて悩んでしまいませんか?
実は、スナップエンドウは完全に間引くのではなく、2本残して育てるのが成功のコツなんです。これを知るだけで、風に強くたくさん収穫できる丈夫な株になりますよ。
本記事では、理由から具体的な育て方までやさしく解説します。一緒に大豊作を目指しましょう!
スナップエンドウを間引きしない理由とは?二本立て栽培の育て方の基本
スナップエンドウの種まきについて調べていると、間引きに関する情報がいろいろあって迷ってしまいますよね。ここでは、なぜそのような育て方が推奨されているのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
本当に間引きは不要なの?

つまり、1本にまで減らす通常の間引きとは違い、あえて2本を残すことから「間引きしない」と表現されることがあるんです。私たちも野菜を育てるとき、せっかく芽が出たのに抜いてしまうのは少しもったいない気持ちになりますよね。でも、この「1穴2本立ち」というスタイルには、実はとても理にかなった理由があるんですよ。
あえて「2本残す」3つのメリット
では、なぜ1本に絞らずに2本を残すのでしょうか?これには、スナップエンドウならではの賢い生存戦略が隠されているんです。まず1つ目のメリットは、風に強くなり倒れにくくなることです。
2本の苗がお互いの根元で支え合うことで、強い北風が吹いても倒れにくいしっかりとした株に育ってくれます。冬を越すスナップエンドウにとって、これはとても心強いですよね。
2つ目は、初期の失敗をカバーできる保険になることです。もしかしたら、寒さや虫の被害で苗が1本枯れてしまうこともあるかもしれません。そんな時でも、もう1本残っていれば欠株にならず、安心して栽培を続けられます。そして3つ目は、日当たりと風通しのバランスが良いことです。
1本では少し寂しく、3本以上では窮屈になってしまいますが、2本ならちょうど良い間隔を保てるんですね。風通しが良くなれば病気のリスクも減らせるので、私たちにとっても管理がぐっと楽になりますよ。
放置して全く間引かないのはNGな理由
「2本残すのが良いなら、いっそ全部残してもいいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、発芽した苗をすべてそのままにしておくのは、少し注意が必要です。苗が3本も4本も密集して育つと、土の中の限られた栄養や水分を奪い合ってしまい、結果的にどの苗もヒョロヒョロと弱々しくなってしまうことが多いんです。
さらに、葉っぱやつるが絡み合いすぎてしまうと、風通しが悪くなり、蒸れて病気が発生しやすくなると言われています。
春になっていざ収穫!という時にも、つるがジャングルのように絡まっていては、実を探すのも一苦労ですよね。だからこそ、元気な2本だけを残してあげることが、美味しいスナップエンドウをたくさん収穫するための大切なステップになるんですね。
失敗しない!種まきから間引きまでの具体的な手順と時期
理屈がわかったところで、次は実際の作業について見ていきましょう。種まきから間引きまでのステップを丁寧にこなすことで、その後の成長が驚くほどスムーズになりますよ。
最初は1穴に3〜4粒の種をまきましょう

種をまく時の深さは、指の第一関節くらい(約2〜3cm)が目安です。あまり深く埋めすぎると芽が出にくくなりますし、浅すぎると土が乾燥して発芽不良の原因になってしまうことがあります。
「なぜ最初から2粒だけまかないの?」と疑問に思うかもしれませんね。実は、種には発芽しないものがあったり、発芽直後に鳥に食べられてしまったりするリスクがあるんです。
そのため、少し多めにまいておくことで、確実に元気な苗を確保できるようになります。株間はおおむね15cm前後、条間(列と列の間)は30cm前後を目安にすると、成長後もゆったりと育てられますよ。種をまいた後は、優しく土をかぶせて、手のひらで軽く押さえて土と種を密着させてあげましょう。
間引きのベストなタイミングとは?
無事に可愛い芽が出てくると、毎日成長を見るのが楽しみになりますよね。間引きを行うタイミングは、本葉が2枚前後になった頃、または苗の高さが7〜8cmほどに成長した頃がベストだと言われています。幼苗のうちはまだデリケートなので、3本ほど残っていてもすぐに問題になることはありません。
でも、そのまま成長すると根が絡み合って間引きが難しくなってしまうので、タイミングを逃さずに2本に絞ってあげるのがポイントです。私たちも、思い切って早めにお世話をすることで、株元がすっきりして春以降の収穫が安定しやすくなりますよ。
抜くのはNG?根を傷めない正しい間引き方とは?
ここで、多くの方がやってしまいがちな注意点があります。それは、不要な苗を手で引っこ抜いてしまうことです。スナップエンドウの根は意外と広く張っていて、隣の苗の根と絡み合っていることがとても多いんですね。
そのため、手で無理に引き抜こうとすると、残したい元気な苗の根まで傷つけてしまうおそれがあります。苗の根が傷つくと、その後の生育がパタリと止まってしまうこともあるので注意が必要です。
安全に間引くためには、清潔なハサミを使って、地際(土の表面すれすれ)でチョキンと切り取る方法が推奨されています。これなら、土の中の根を刺激することなく、スムーズに2本立ちに整えることができますよ。
選ぶ時のポイントは、葉っぱの色が濃く、茎が太くてしっかりしているものを残すことです。ひょろひょろと細長くなっているものは、思い切ってカットしてしまいましょう。
累計販売本数が多く、レビューでも「驚くほどよく切れる!」と高評価のハサミです。今すぐ準備しておけば、ベストな間引きのタイミングを逃しませんよ!
👉売り切れる前にチェックする
プランターでも簡単?二本立て栽培を成功させる育て方と支柱のコツ
お庭に畑がなくても、プランターがあればベランダで気軽にスナップエンドウを育てられます。ここでは、プランター栽培ならではのコツや、つるを綺麗に育てるための支柱立てについてご紹介しますね。
プランター選びと土作りのポイント

スナップエンドウはマメ科の植物なので、実は根っこに「根粒菌(こんりゅうきん)」という微生物が共生し、空気中の窒素を取り込んで自ら栄養を作る働きがあると言われています。
そのため、最初から肥料がたっぷり入っている土よりも、適度な栄養バランスの土を選ぶのがポイントです。水はけを良くするために、プランターの底には鉢底石をしっかり敷き詰めてあげてくださいね。
マメ科の植物の根っこにコブのような形をしてくっついている微生物のことです。空気中の窒素を植物の栄養に変えてくれる、とても頼もしい味方なんですよ。このおかげで、マメ科の野菜はあまり肥料を必要としないとされています。
つるが絡む前に!支柱立てと誘引のタイミング
スナップエンドウは、成長とともにつるをどんどん伸ばしていきます。つるが伸びてきてから慌てて支柱を立てようとすると、つる同士が絡まってしまったり、作業中に茎を折ってしまったりするリスクが高くなります。そこで
大切なのが、間引きが終わったら早めに支柱を立ててあげることです。
まだ苗が小さいうちに支柱を設置し、園芸用のネットを張っておくことで、つるが自然とネットに絡みつきやすくなります。
もし、つるが違う方向へ伸びてしまったら、麻ひもなどで優しくネットに結びつけてあげる「誘引(ゆういん)」という作業をしてあげましょう。早めのサポートが、春の美しいグリーンカーテンを作る秘訣になりますよ。
冬越しと春の管理はどうする?肥料や防寒対策のポイント
秋に種をまいたスナップエンドウは、厳しい冬を越えて春に収穫を迎えます。この冬越しの時期をどう過ごすかが、豊作になるかどうかの分かれ道になるんです。
早まきに注意!冬の寒さから苗を守る方法

実は、スナップエンドウは小さな苗のうちは寒さに強いのですが、大きく育つと寒さで傷みやすくなるという特徴があるんです。そのため、本葉が2〜3枚の小さな状態で冬を越させるのが理想的とされています。
もし寒さが厳しい地域にお住まいなら、株元にワラや腐葉土を敷いてあげる「マルチング」を行ったり、寒冷紗(かんれいしゃ)という薄いネットをかけてあげたりすると安心です。私たちもコートを着るように、植物にも少しの防寒対策をしてあげるだけで、元気に冬を乗り越えてくれますよ。
肥料の与えすぎはNG?つるぼけを防ぐコツ
春になり、気温が上がってくると一気に成長が加速します。この時、「たくさん実をつけてほしい!」と思って肥料をたっぷりあげたくなりますよね。でも、先ほどお話ししたように、スナップエンドウは自分で栄養を作る力を持っているため、肥料を与えすぎないほうがよいと言われています。
特に、窒素成分が多い肥料をたくさん与えてしまうと、葉っぱやつるばかりが茂ってしまい、肝心のお花や実がなかなかつかない「つるぼけ」という状態になりやすいんです。追肥をする場合は、花が咲き始めた頃に少量をパラパラと与える程度で十分です。植物の力を信じて、少し控えめに見守るくらいの気持ちが、ちょうど良いのかもしれませんね。
| 時期 | 作業内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 10月中旬〜11月上旬 | 種まき | 1穴に3〜4粒まく。早まきしすぎないように注意しましょう。 |
| 11月中旬〜12月 | 間引き・防寒・支柱立て | 本葉2枚頃にハサミで2本に間引く。小さな苗の状態で冬越しさせます。 |
| 3月〜4月 | 誘引・追肥 | つるが伸びたらネットに誘引。花が咲いたら控えめに追肥します。 |
| 4月下旬〜5月 | 収穫 | さやがふっくらしてきたら、ハサミで丁寧に収穫します。 |
スナップエンドウ栽培でよくある質問(Q&A)

Q. 誤って1本に間引いてしまったらどうなるの?
もし間違えて1本だけ残してしまった場合でも、すぐに枯れてしまうわけではありませんので安心してくださいね。ただ、1本だと風に煽られやすくなるため、支柱にしっかりと紐で結んで倒れないようにサポートしてあげる必要があります。収穫量は2本立ちに比べて少し減ってしまうかもしれませんが、愛情を込めて育てれば十分美味しい実をつけてくれますよ。
Q. つるがネットに上手く絡まない時はどうすべき?
スナップエンドウのつるは、時に思いがけない方向へ伸びてしまうことがありますよね。そんな時は、無理に引っ張ると茎がポキッと折れてしまうので注意が必要です。柔らかい麻ひもや園芸用のビニールタイなどを使って、8の字を描くように優しく支柱やネットに結びつけてあげてください。茎を締め付けすぎないように、少しゆとりを持たせることが元気に育つコツです。
Q. 春まきでも二本立てで育てていいの?
春まき(2月〜3月頃に種をまく方法)の場合でも、基本的な考え方は同じで、二本立てで育てるのがおすすめです。ただ、春まきは冬越しがない分、成長のスピードがとても早くなります。そのため、種をまいたらすぐに支柱の準備をしておくなど、早め早めのお世話を心がけると安心ですよ。
スナップエンドウを間引きしない理由とは?二本立て栽培の育て方のまとめ
いかがでしたでしょうか?これまでのお話を振り返りながら、豊作に向けた大切なポイントを最後に整理しておきましょう。
スナップエンドウの栽培において、完全に間引きをしないわけではなく、育ちの良い2本を残すというスタイルが正解であることがお分かりいただけたかと思います。改めて、大切なポイントを箇条書きでまとめてみますね。
- 1穴に3〜4粒の種をまき、本葉2枚頃に2本に間引く
- 2本残すことで、風に強く倒れにくい株に育つ
- 手で抜かずに、ハサミで根元から切って間引くのが鉄則
- 秋まきは早すぎに注意し、小さな苗で冬を越させる
- 肥料は控えめにし、「つるぼけ」を防ぐことが豊作への近道
これらの基本を押さえておけば、初心者の方でもきっと立派なスナップエンドウを収穫できるはずですよ。
春になって、自分が種から育てたスナップエンドウがぷっくりと膨らみ、鮮やかな緑色に色づく姿を見るのは、本当に嬉しい瞬間ですよね。採れたてをサッと塩ゆでして口に運んだ時の、あのシャキッとした食感と甘みは、家庭菜園ならではの最高の贅沢です。
もしかしたら、途中で上手くいかないことがあるかもしれませんが、植物と向き合う時間は心にとても優しい潤いを与えてくれます。ぜひ今度の週末は、土に触れて新しい栽培にチャレンジしてみませんか?あなたのお庭やベランダが、豊かな緑と笑顔でいっぱいになることを心から応援しています!

