園芸雑学

じゃがいもの収穫は80日でOK?60日70日90日との違いと失敗しない見極め方

じゃがいもの収穫は80日でOK?60日70日90日との違いと失敗しない見極め方

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家庭菜園でじゃがいもを育てていると、「80日で収穫していいのか」「まだ早いのか遅いのか」と迷うことはありませんか?

葉が黄色くなってきたり、植え付けから日数が経つほど判断に悩みやすくなります。せっかく育てたじゃがいもだからこそ、一番おいしいタイミングで収穫したいものです。

この記事では、60日・70日・80日・90日それぞれの違いを比較しながら、収穫に適した時期と失敗しない見極め方をわかりやすく解説します。

じゃがいもの収穫は80日でOK?60日70日90日との違い

じゃがいもの収穫時期について、いろいろな情報があって迷ってしまいますよね。まずは、多くの方が抱えている疑問に対する答えを、シンプルにお伝えしていきます。

80日はあくまで「収穫を意識し始める目安」の時期です

多くの方が耳にする「80日」という数字ですが、これは長年の栽培例から共有されてきた「収穫を意識し始めるタイミング」の目安とされています。

決して「80日経ったから今日必ず収穫しなければならない」という絶対的なルールではありません。実際には、品種やその年の気候、土壌の環境によって最適なタイミングは変わってくるんですね。

そのため、日数だけで判断するのではなく、実際のじゃがいもの状態を観察して決めることが一番大切だと言われています。私たちも、カレンダーの数字と目の前の植物の様子、両方を見比べながらお世話をしていくと安心ですよね。

なぜじゃがいもの収穫時期は日数だけで判断してはいけないの?

日数が目安に過ぎないということはわかりましたが、ではなぜ日数だけで「今日が収穫日だ」と決めてしまうのが良くないのでしょうか。それには、植物ならではの自然な理由があるんですね。

品種や植え付け時期による生育スピードの違いって本当?

じゃがいもと一言で言っても、実は「春に植えるもの」と「秋に植えるもの」で、育ち方が大きく違うんです。季節による気候の差が、そのまま成長スピードに影響してくるんですね。

春じゃがいもと秋じゃがいもの違いの正体は?

春に植え付けを行う「春じゃがいも」は、気温がだんだんと暖かくなっていく時期に育ちます。そのため比較的成長が早く、一般的には80日前後で収穫のタイミングを迎えることが多いとされています。

一方で、夏の終わりに植え付ける「秋じゃがいも」は、成長するにつれて気温がどんどん下がっていきます。寒くなると植物の成長はゆるやかになるため、秋じゃがいもの場合は90日以上かかることが一般的と言われているんですね。

家庭菜園の豆知識
「生育(せいいく)」とは?
植物が育っていく過程のことです。じゃがいもなら、芽が出て葉が茂り、土の中でイモが大きくなっていく一連の流れを指します。気温や日照時間によって、この生育のスピードは変わってきますよ。

じゃがいもの収穫60日・70日・80日・90日以上で収穫した場合の違いは?

「じゃあ、日数が違うと土の中のじゃがいもはどう変わるの?」って気になりますよね。収穫する日数によって、イモの大きさや皮の状態、そして保存できる期間がかなり変わってきます。

それぞれの時期に収穫した場合の特徴を、わかりやすく表にまとめてみました。これを見ると、ご自身がどんなじゃがいもを食べたいかによって、収穫のタイミングを調整するヒントになるかもしれませんね。

収穫時期 特徴と注意点
60日以内 まだ早すぎる時期です。いわゆる「新じゃが」として食べることはできますが、サイズが小ぶりで皮が非常に薄く、こするとすぐに剥がれてしまいます。水分が多く傷みやすいため、長期の保存には向いていません。
70日前後 少しずつ大きくなってきていますが、まだ皮が柔らかい状態です。すぐにお料理に使って食べ切る分には美味しいですが、やはり長持ちさせるには少し不安が残るタイミングと言われています。
80日前後 一般的な収穫の適期とされています。サイズもしっかりと大きくなり、皮が厚く固くなるため、保存性がグッと高まります。たくさん収穫して長く楽しみたい場合は、この状態を目指すのがおすすめです。
90日以上 品種によっては長く土に置くことで甘みが増すこともありますが、注意が必要です。長く置きすぎると、地中で腐るリスクが高まったり、貯蔵性に悪影響が出たりする場合があるとされています。

このように比較してみると、やはり「80日前後」というのが、大きさと保存性のバランスが取れた理想的な状態になりやすいんですね。

ただ、早く収穫した小さな新じゃがを皮ごと素揚げにして塩を振って食べるのも、家庭菜園ならではの贅沢ですよね。ご家族のリクエストに合わせて、少しだけ早めに掘ってみるのも楽しいかもしれません。

美味しいじゃがいもを収穫するための3つのサイン

日数だけでは決められないとしたら、私たちは何を基準に収穫の日を決めればいいのでしょうか。実は、じゃがいもは自分から「もう掘ってもいいよ!」というサインを出してくれているんです。

サイン1:茎や葉の枯れ具合をチェックする

一番わかりやすくて確実なのが、地上に出ている茎や葉っぱの状態を見ることです。普段から水やりや草むしりをしながら観察していると、ある日変化に気づくはずですよ。

枯れ始めるタイミングとイモの成熟度の関係とは?

じゃがいもは、土の中のイモに栄養を送り終わると、役目を終えた地上の葉や茎がだんだんと黄色くなり、枯れていきます。

専門家や多くの栽培経験者の間では、「茎や葉が半分以上、黄色く枯れてきたころ」が収穫のベストタイミングだと言われています。青々としていた葉が元気をなくして倒れてくると、少し心配になるかもしれませんが、これはじゃがいもが立派に育った証拠なんですね。

葉が枯れることでイモの表面が固くなり、長期保存に耐えられる立派なじゃがいもに仕上がります。焦らずに、葉がしっかりと黄色くなるのを待ってあげましょう。

サイン2:じゃがいもの花が咲いてから何日で収穫できる?

もう一つの便利な目安が、「花」を基準にする方法です。じゃがいもを育てていると、春から初夏にかけて可愛らしい花を咲かせることがありますよね。白や薄紫色の花は、家庭菜園の癒しでもあります。

実は、この花が咲いてから、おおよそ30日~50日後が収穫の適期を迎えると言われています。花が咲いた日をカレンダーにメモしておけば、「そろそろかな?」と準備を始める良い目安になりますよ。

ただし、品種によっては花が咲かないものや、つぼみのまま落ちてしまうものもあります。「花が咲かないから失敗したのかも」と不安にならなくても大丈夫です。その場合は、先ほどお伝えした「葉の枯れ具合」をしっかりとチェックしてあげてくださいね。

サイン3:試し掘りで実際のサイズと皮の状態を確認する

どんなに葉っぱを観察しても、やっぱり土の中が見えないと不安ですよね。「本当に大きくなってるのかな?」「まだ小指くらいのサイズだったらどうしよう…」とドキドキしてしまうものです。

そんな時におすすめなのが「試し掘り」です。植え付けから80日前後経ったころに、株の端のほうの土をそっと優しく手で掘ってみてください。

ちゃぼ
.「試し掘りの時は、イモを傷つけないように慎重にね!出てきたじゃがいもの皮を指で軽くこすってみて、皮がペロッとむけずにしっかり固ければ、本番の収穫OKのサインだよ!」 .

試し掘りで出てきたじゃがいもが十分な大きさで、皮がしっかりしていれば、いよいよ全体を収穫するタイミングです。もし、まだ小さかったり皮が薄すぎたりした場合は、そっと土を戻して、もう1〜2週間ほど待ってあげましょう。

じゃがいも収穫後の保存性を高める!土壌の状態と収穫日の選び方は?

収穫のサインが出たからといって、いつでも掘っていいというわけではありません。じゃがいもを長く美味しく楽しむためには、「収穫する日のお天気」がとても重要な鍵を握っているんです。

晴天が数日続いた乾燥した日がベストな理由は?

じゃがいも掘りをするなら、晴れの日が数日続いて、土がしっかりと乾燥している日を選ぶのが鉄則とされています。これには、じゃがいもの性質に深く関わる理由があるんです。

土壌水分が多いと腐るリスクが高まるって本当?

雨が降った次の日など、土がドロドロに湿っている状態でじゃがいもを収穫すると、イモの表面に泥がべっとりとついてしまいます。この泥に潜んでいる雑菌が原因で、保存している間にじゃがいもが腐りやすくなってしまうと言われているんですね。

また、水分を多く含んだじゃがいもは傷みやすく、せっかく大豊作でもすぐに食べられなくなってしまうかもしれません。少しもどかしいかもしれませんが、雨上がりはぐっと我慢して、土がサラサラに乾くのを待つことが、失敗しないための大きなポイントです。

失敗を防ぐコツ
「貯蔵性(ちょぞうせい)」を高めるために
収穫したばかりのじゃがいもは、絶対に水で洗わないでくださいね!土が乾いてから、手や軍手で優しく土を払い落とす程度に留めておくと、長く保存することができますよ。

収穫したじゃがいもの正しい乾燥と保存方法って?

晴れた日に無事に収穫できたら、すぐにお家の中に持ち込むのではなく、風通しの良い日陰で半日ほど乾かしてあげましょう。これをすることで、皮がさらにしっかりと引き締まり、長持ちするようになります。

完全に乾いたら、段ボール箱や紙袋に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。光が当たるとじゃがいもの皮が緑色に変色し、食べられなくなってしまうことがあるので注意が必要ですね。

家庭菜園でじゃがいもの収穫を大成功させるための便利グッズって?

収穫のタイミングや天気の選び方がわかってくると、いよいよ収穫作業が楽しみになってきますよね。でも、土を深く掘り起こす作業は、腰に負担がかかったり、誤ってイモを傷つけてしまったりと、少し大変な部分もあります。

収穫作業が劇的にラクになるおすすめアイテムとは?

せっかく大切に育てたじゃがいもですから、傷つけずにキレイに収穫したいですよね。でも、先が尖った普通のスコップだと、土の中のイモをサクッと真っ二つに切ってしまうリスクがあるんです。私たちも、見えない土の中を探りながら掘るのは、毎回ヒヤヒヤしてしまいます。

そんな時、先端が分かれている「じゃがいも専用の収穫用フォーク(ホーク)」があれば、作業効率がグンとアップしますよ。土にスッと入りやすく、イモを傷つける心配がぐっと減るので、初心者さんや女性の方でも安心して作業ができます。

週末の家族での収穫イベントに向けて、今すぐ準備しておけば安心ですね。ネットならご自宅まで届けてくれて、いろんな種類から最安値で探せるので、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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しっかりとした道具を使うことで、疲れることなく最後まで楽しく作業ができます。子供たちと一緒に宝探しのようにイモを掘り出す時間は、きっと素敵な家族の思い出になりますよ。

まとめ:じゃがいもの収穫は80日でOK?60日70日90日との違いと失敗しない見極め方をおさらい

ここまで、じゃがいもの収穫時期について様々な角度から見てきました。最後に、失敗せずに美味しいじゃがいもを収穫するための重要なポイントを一緒に振り返ってみましょう。

  • 80日はあくまで「収穫を意識し始める目安」の時期です。
  • 春じゃがいもは80日前後、秋じゃがいもは90日以上かかることが多いとされています。
  • 60日など早すぎると小ぶりで保存が効かず、遅すぎると土の中で腐るリスクが高まります。
  • 「茎や葉が半分以上枯れたころ」が、一番わかりやすい収穫のサインです。
  • 花が咲いてからおおよそ30日~50日後も、良い目安になります。
  • 迷った時は「試し掘り」をして、イモの大きさと皮の硬さを確認しましょう。
  • 収穫は必ず「晴天が数日続いた、土が乾燥している日」に行ってくださいね。

これらのポイントを押さえておけば、もう収穫のタイミングで迷うことはありません。日数という「数字」と、じゃがいも自身が出す「サイン」をバランスよく見てあげることが、大成功への一番の近道なんですね。

最後に...美味しいじゃがいも収穫に向けて一歩踏み出しましょう!

じゃがいも栽培の集大成である「収穫」。土の中からゴロゴロと大きなイモが出てきた瞬間の感動は、家庭菜園ならではの最高の喜びですよね。

「まだ早いかな?」「そろそろかな?」と迷っていたあなたも、この記事でお伝えした見極め方を実践すれば、きっと自信を持って収穫の日を迎えることができるはずです。

ご自身で大切に育て、ベストなタイミングで収穫したじゃがいもの味は、スーパーで買うものとは比べ物にならないくらい格別です。ホクホクの肉じゃがにするか、サクサクのコロッケにするか、はたまたシンプルにじゃがバターにするか...想像するだけでお腹が空いてきてしまいますね。

さあ、まずは明日の朝、畑やプランターのじゃがいもの葉っぱの様子を観察することから始めてみませんか?きっと、じゃがいもたちがあなたに「収穫のサイン」を送ってくれているはずですよ。ご家族の笑顔あふれる食卓に向けて、一緒に楽しく収穫の準備を進めていきましょう!

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